法定検査とは?

環境省が定めた浄化槽法定検査判定ガイドラインに基づく外観検査・水質検査・書類検査を行い,保守点検や清掃によって浄化槽の機能が適切に維持され,放流水質が基準を満たしているかを確認します。

宮城県知事が指定した検査機関である当検査センターが,公正中立な立場で毎年1回検査を行います。

浄化槽法により,浄化槽管理者(使用者)には定期的な保守点検や清掃の実施と,毎年1回法定検査を受検することが義務付けられています。


法定検査Q&A

Q
保守点検・清掃を委託しているのに,法定検査も必要ですか?
A
保守点検・清掃の状況を第三者の視点から評価するために,県知事が指定する検査機関が行う法定検査を受検することが義務付けられています。
Q
保守点検と法定検査で行う水質の測定はどう違いますか?
A
保守点検では,浄化槽の状態を確認し,必要に応じて調整などの維持管理を行うために水質を測定します。一方,法定検査では,保守点検・清掃が適切に行われ,放流水質が基準を満たしているかを判断するために水質を測定します。
Q
法定検査は任意ですか,義務ですか?
また,受検しない場合はどうなりますか?
A
“全ての浄化槽管理者は,法定検査を受けなければならない”と浄化槽法に規定されており,任意の検査ではなく,浄化槽管理者(使用者)の義務となっています。このため,受検しない場合は,行政指導等が行われることがあります。